パソコンを使った作業やスマートフォンの使用による目の疲れ

オーバーワーク、恒常的な残業などからくる眼精疲労と

慢性疲労症候群について考えてみたいと思います。

 

 

 

慢性疲労症候群とは?

慢性疲労症候群とは?

(Chronic Fatigue Syndrome, 略称: CFS)

原因不明の強い疲労が長期間(一般的に6ヶ月以上)におよび継続し、日常生活に支障をきたす状況になる病気です。

主な症状は、身体及び思考力両方の激しい疲労とされていますが、病理学的に完全には定義されてはいません。

 

 

 

 

慢性疲労症候群の主な症状

疲労感、痛み、知的活動障害、過敏性、体温調節失調

睡眠障害、精神障害、中枢神経障害、全身症状 などの症状がみられます

 

●微熱・頭痛・のどの痛み

・平熱より0.5~1.5℃程度高い熱が半年以上にわたって持続

・解熱鎮痛剤などを用いても熱があまり下がらない

・のどの痛みや頭痛を伴うことがある

 

●疲労感

・日常生活に支障をきたすほどの疲労感

*仕事や育児など、疲労の原因がはっきりしている場合は「慢性疲労」であり、慢性疲労症候群には当てはまりません
●筋肉痛

・全身または特定の部位に筋肉痛が現われ、動くことができないほどの痛みになることがあります

 

●不眠と過眠
・自律神経の異常

・寝つけない、眠りが浅い、早く目が覚めてしまうなどの「不眠」症状

・朝起きられない、日中に極度の眠気に襲われるといった「過眠」症状

・「不眠」症状および「過眠」症状が、一日のうち同時に現われることもあります

 

●気分障害

・うつ病に似た症状があわられることがあります

・注意力や集中力の低下および物忘れがひどくなることがあります

・気分の落ち込みから出社や勤労ができないことがあります

*一般的には、鬱病の症状は朝に重く、午後に軽減される傾向がありますが

慢性疲労症候群の場合、午後のほうが憂鬱感が強まる傾向にあるといわれます

 

 

 

 

 

 

 

 

慢性疲労症候群の考えられる原因

・慢性疲労症候群は、その原因が明確になっていない病気です

・ストレスがきっかけに神経系の働きに異常が生じることが原因となっていることが多くみられます

・免疫の働きが低下することによって体内に潜伏していたウイルスが再活性化され

再活性化したウイルスを抑え込むために体内で免疫物質が過剰に作られることによって

脳の働きに影響を及ぼし、強い疲労感や様々な症状を起こすといわれています

・特定の遺伝子に関する異常が原因になることもあります

 

 

 

慢性疲労症候群の治療

・薬物療法による治療を中心として治療が行なわれています

・主として「捕中益気湯」などの漢方薬を用いて身体の免疫力を高める治療が行われています

・体内の活性酸素による細胞の障害を防ぐため抗酸化作用をもつビタミンCを大量に服用します

・その他、メチコバール・抗うつ薬・免疫グロブリン、眠剤等の処方が行われることがあります

・内科的な治療による効果がみられない場合には、認知行動療法、段階的行動療法、ペイシングなどが行われることもあります

 

 

 

 

慢性疲労症候群の予兆

・微熱がある

・頭痛がする

・頭重感がある

・寝ても疲れがとれない

・ちょっとした動作ですぐに疲れる

・筋肉や関節が痛む

・のどが痛い

・リンパ節が腫れている

・まぶしくて目がくらむ

 

・よく眠れない、または寝すぎてしまう

・思考力や集中力が低下する

・意欲がわかない

・ぼーっとすることがある

・憂鬱である

 

 

 

 

疲労回復に効く食べ物・飲み物

・キウイ

・ミカン

・リンゴ

・小豆

・アスパラガス

・タマネギ

・梅干し

・ハチミツ

・チョコレート

・シジミ

・酢

・鶏肉

・豚肉

・お茶

・赤ワイン

 

 

 

 

休眼では予防医学・セルフケアの観点から

眼精疲労対策に取り組んでいます!

 

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