☆今日は、気になったニュースを紹介させて頂きます☆
ニュース提供媒体(配信先):通常の視力検査では見えない…目の「体力」測定へのハードル
記事のココに注目
1.「目が息切れする」ってどういうこと?
2.目の「体力」を測定する方法がない!?
3.視力検査で分かるのは目の瞬発力だけ
視力検査では見つからない目の「体力」が低下するというのは
一体どういうことなのでしょうか?
目が息切れする、新聞が5分以上読めないなどの症状に要注意です。
1.ニュースのメインとなる内容の抜粋
以前は読書したり、書類や原稿の読み書きを続けたりして
気付いたら3時間もたっていたということがよくありました。
ところが、近ごろは30~40分も作業を続けると、いったんお茶休憩にしたくなります。
これは、加齢による変化で目の「体力(持久力)」が落ちたということだろうと思います。
そう気付いてから、私の外来に「眼精疲労」を訴えてこられる患者の言葉が気になり始めました。
2.注目ポイント1の詳細
「目が息切れする」「目のスタミナが続かない」「読んでいると目がぼやけてしまう」と
訴えてくる患者の大半は視力や視野、眼球に問題がないようです。
しかし加齢などの理由では納得できない切実な訴えとなっています。
3.注目ポイント2の詳細
神経眼科や心身医学の知識のある眼科医であれば
目の症状を訴えて来た2/3の方の原因を突き止めることができるそうです。
しかし眼精疲労の場合、眼球自体に異常がないことから
逆に簡単に治療することができないのです。
4.注目ポイント3の詳細
視力検査で判断できるのは「視力」=「目の瞬発力」です。
どのくらいものを見る力があるかを測定することはできますが
どのくらい見続ける力があるかは判断できないのです。
残念ながら現在、目の体力を測定する画期的な方法がありません。
5.注意点、補足など/ネット上の声
目が疲れるというのは生活にも直結する大きな問題です。
しあかし視野や視力、眼球に問題がない場合には
いくら苦しみを訴えても深刻に受け止めてもらうことができないようです。
6.まとめ
眼精疲労を解決する近道はありません。
個人個人がデジタル機器の使用時間を減らす
目の血行を促進するマッサージを行うなど注意して生活を送らなくてはいけないのです。
(C) The Yomiuri Shimbun.